「なに読んでるの?」
わたしが最も嫌う言葉である。ブックカバーを付ける理由はいろいろあるのだろうが、わたしの場合はタイトルを知られたくないからだ。
読んでいる本について知られることは、自分の思考や好みを覗かれているようで筆舌に尽くしがたい不快感を覚える。
しかし。ここでのわたしは[任意のハンドルネーム]である。[本名]ではない。ここで書いたことを誰が咎められるというのか。
だから、今回は思い切ってわたしの読書歴をインターネットの海に放流してみようと思う。今までの記憶を忘れてしまわないうちに。
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